2014年6月23日月曜日

oDeskのSkill Test がなかなか難しい!

みなさんこんにちは。
去年の暮れあたりから、oDeskというアウトソーシングサイトを使って仕事をしようかと考えていたのですが、大きな壁が立ちはだかっています。
その「壁」は、語学力です。
僕はいちおう、TOEIC770点を取得しているのですが、とても歯が立ちません。
とりあえず、最初に受けるべきテストである"oDesk Readiness Test for Independent Contractors and Staffing Managers"と"oDesk Readiness Test for Agency Contractors"というテストはパスできました。
この二つのテストは、oDeskで仕事をしたり発注したりする際の規約といいますか、ポリシーを理解しているかどうかを計るテストのようです。
約10問くらい設定されており、全問正解しない限りパスすることができないようになっています。
このテストに関しては、一度失敗しても1日経てば受験する事ができるので、何回もトライすれば、まあまあ受かりやすいテストになっています。

しかし、その他の技能を計るテストはそうではありません。
パスに失敗すると、一ヶ月経たないと再受験することができないのです。
これは、初心者にとってはかなり痛い事実です。

U.S. English Basic Skills Testというテストがあり、ベーシックと書いてあるので一見簡単なのかと思い受験してみたのですが、7割くらいしか正解することができませんでした。
TOEICには出題されないタイプの問題が結構多い上に、一つの問題に割くことができる時間が2分と限られています。
全部で40問出題されます。
どんな問題が出題されるかというと、句読点やクオテーションマークの位置を正しい位置に置き換えなさい、といった問題や、ボキャブラリー問題など、見た事の無い単語が結構出てきたりします。
まさかこれも全問正解しないとパスすることができないのだろうか...。

世界を舞台に仕事をするには、まだまだ実力不足ということなのでしょう。
戦略を練りながらテストを受ける必要があるようです。
たとえばですが、一問一問スクリーンショットを撮りながら、あとで復習することができるようにするとか。

一年以内に7つくらいはパスしたいと思っています!

2014年2月21日金曜日

英語発音指導が英語学習者に与える影響 〜第二回〜

こんにちは。
今日は、英語発音指導が英語学習者に与える影響と題して、二回目の投稿を行います。
実は大学の卒業論文なのですが。

第一回めの投稿は以下のリンクからどうぞ。
リンク:英語発音指導が英語学習者に与える影響 第一回




2.先行研究
2.1 連続する発話
 英語の発話において連続する会話はConnected Speechと呼ばれている。Connected Speechと共に用いられる用語に引用形式がある。引用形式はCitation Formと呼ばれ、ある単語を辞書で引いたときに示されるような音声表記に見られる。たとえばdeleteという単語を辞書で引いた場合に見られる/dɪlɪt//dəlɪt/という表記が引用形式である。ある文章を引用形式で発音する場合には辞書に表記されている通りに1つずつ発音すればよいが、連続した会話においてはそのように発音されない。なぜなら連続した会話では単語と単語が連続するので、語境界で様々な現象が起きるからである。その現象について、これから同化と脱落について日本語と英語の音節にも触れながら見ていくことにする。


2.2 日本語と英語の音節

 内田(2003 :22)は、日本語の音節を「ん」と「っ」の場合を除き、「子音+母音」で表している。一方で英語の音節は日本語の音節よりも複雑であり、以下のようにまとめている。


図2:英語の音節

英語は母音・子音の数とその組み合わせの数が日本語よりもずっと多い。このような音節構造の違いから考えると、日本人の話す英語は子音の後に母音が挿入されがちなのではないかと考える。教育実習期間中に中学三年生を対象とし、録音をしたものを以下に示す。



上のスペクトログラムと波形から、what, aboutのどちらとも[ t ]の後に母音が後続していることがわかる。日本語は「子音+母音」という音節の特徴を持つため、日本人英語学習者の話す英語に「子音+母音」という特徴が反映されるのではないか。もし反映されているとすればそれを指導することで、母音や子音に変化が生じるのであろうか。この論文ではいくつかある英語的特徴の中で、連続した発話における同化現象と脱落についてみていくことにする。


2.3 同化
2.3.1 同化の定義
 同化現象には様々なタイプがあるが、本論において扱う同化は、音を連続して調音する際に音が近隣の音の影響を受ける現象を同化として扱う。


2.3.2 日本語の同化
 日本語にも後続する子音にその前の音が影響を受けて変化するということはあるのだろうか。川越(1999)は、日本語のくだけた会話で「お前」が「オメー」になる例をあげている。また、/ n /の調音位置が次の子音に合わせて調整される例として、「ほんま」・「ほんと」・「ほんき」をあげており、それぞれの/ n /[m], [n], [ŋ]として発音される。


2.3.3 閉鎖音の同化
 同化はその度合いによっていくつか分類することができ、そのひとつに逆行同化(Regressive Assimilation)がある(小栗, 1964)。逆行同化では、後続する音にその前の音が同化する。また、逆行同化の一つに閉鎖音の同化というものがあり、これは閉鎖音どうしが衝突する場合に起きるものである。その例を下に示す。左の発音記号はひとつずつはっきりと発音したものであるのにたいして右側の発音記号はconnected speechで発音したときのものである。[  ̚  ]は不完全な開放を表す音声記号である。

 (1) a.  that pen      [ðæt pɛn]     [ðæp̚pɛn]
      that boy     [ðæt bɔɪ]      [ðæp̚bɔɪ]
        that man     [ðæt mæn]    [ðæp̚mæn]
          that cup      [ðæt kʌp]     [ðæk̚kʌp]
that girl      [ðæt gɚːl]     [ðæk̚gɚːl]
      b.   good pen    [gʊd pɛn]      [gʊb̚pɛn]
good boy     [gʊd bɔɪ]      [gʊb̚bɔɪ]
good man    [gʊd mæn]     [gʊb̚mæn]
          good concert  [gʊd kɑːnsɚt]  [gʊg̚kɑːnsɚt]
good girl     [gʊd gɚːl]     [gʊg̚gɚːl]

(1)aではthat/ t /が、(1)bではgood/ d /が、それぞれ後続する音に同化している。この場合、(1)aにおいて[ t ]がそれぞれ[p, k]に変化しており、(1)bにおいては、[ d ]の音がそれぞれ[b, g]に変化している。[ t ]は歯茎で発音するのにたいして[p, k]はそれぞれ両唇と軟口蓋で発音される。また、[ d ]は歯茎音であるのにたいして[b, g]はそれぞれ両唇、軟口蓋で作られる音である。このように閉鎖音どうしが衝突すると、はじめの閉鎖音の調音位置が変化することがある。Gimson(1980)では、語末/t, d, n, s, z/は後続する語頭子音の調音の位置に同化しやすいことを「語末の歯茎音の不安定性」と表現している。


2.3.4 口蓋化
同化の一種に口蓋化という同化現象がある。口蓋化は二つの音が融合する同化である。口蓋化の例を以下に示す。

(2) want you [wɑːnt juː]  [waːntʃə]       not yet        [nɑːt jɛt]      [nɑːtʃɛt]
     last year [læst jɪɚ]    [lɑstʃɪɚ]        would you like  [wud juː]     [wʊdʒə]    
miss you [mɪs juː]    [mɪʃə]          in case you     [ɪn keɪs juː]   [ɪŋkeɪʃə]       
has your letter come? [hæz juɚ] [hæʒɚ]  as yet         [æz jɛt]       [əʒɛt]



上記の句は口蓋化がおき、/j/が消滅して新しく/tʃ/, /ʃ/の音ができる。このように語境界の二つの音が作用する同化を相互同化という(川越:1999)


2.4 脱落(Elision)
 Gimson(1980)は、速くくだけた話し方において音が語境界で脱落することがあるとしている。脱落するような場合をまとめると、以下のようになる。

/-st, -ft, -ʃt, -nd, -ld, -zd, -ðd, -vd/+子音
/-pt,- kt,- tʃt, -bd, -gd, -dʒd/   +子音
二音節の否定辞/ -nt /     +子音or母音

上記以外の条件でも脱落することはあるけれど、必ず脱落がおこるとは言い難いようである。また、上記の条件であるとしても脱落が必ず起こるというわけではなく、これらの条件下では起きやすいというにとどまるようである。
日本語の脱落に関して、川越(1999)では「消去」の例として、ワタシ(私)[watɑʃi]がアタシ[atɑʃi]なる例や、ナニカ(何か)[nɑnika]がナンカ[nɑŋka]になるといった例をあげている。


2.5 英語学習者の到達基準について
 世界中で話されている英語であるが、第二言語として英語を学習する場合、どの程度まで発音を向上させるべきであるのだろうか。その指標がいくつか思案されており、ここではその到達基準について少し触れようと思う。清水(2011)では、国際的なコミュニケーションの手段としての英語を「国際語としての英語」と位置づけ、日本語母語話者にたいして発音面でのガイドを試みている。その中で、Gimson(1980)では、発音教育にどれくらいの時間をかけるべきか、そして十分なコミュニケーション力といえる到達度の度合いを教師と学習者両方が考える必要があるとしている。また、学習者の目標とする発音として、①RP and Regional RPs, ②American English, ③International English()という3つの基準が設けられている。



(2)  ①Regional RP→ 地域の発音の特徴をある程度含んだRP
②American English→様々な母語話者の英語の特徴の混合物から形成されたモデル
③International English→国際的な場面で必要に応じて随時、非母語話者同士のコミュニケーションに用いられる英語をさす。
World Englishとして英語の影響力がますます進むなか、(3)NNSどうしのコミュニケーションが頻繁に行われている現代社会において、どの程度のレベルを到達基準にすればよいのか明らかにすることは重要な事項ではないだろうか。Gimson, Cruttenden, Jenkinsともに、NNSによる同化や脱落の習得には消極的ではが、本論ではより(4)NSのような発話を目指すことを念頭に、同化や脱落の指導が学習者にどのような影響をもたらすのかを検証していく。


2.6 / t /の脱落に関する実験
 松井(1998)は、/ t /が脱落する際にかかる母音の継続時間について、日本人と英語母語話者両方のデータに基づいて検証している。また、以下の例文を使用し、指導前と指導後におけるcanの母音の継続時間についての変化を測定している。

  1.  I can go.      2.  I can’t go.      3.  I can tow.
    4.  I can’t tow.    5.  I can bowl.     6.  I can’t bowl

これらの例文の発話を録音し母音の長さを測定した結果、英語母語話者のデータはcan’tの方がcanよりも4倍の母音継続時間を示した。一方で日本語母語話者が発音するcan’tの母音継続時間は、can1.7倍であった。このことから、日本人母語話者の方が母音にかける長さは短いことがわかる。そして、日本語母語話者に指導をした後測定した結果、よりネイティブの長さに近くなった。
 この実験結果を考慮して、英語に見られる同化や脱落といった現象も同じように音声的、視覚的なインプットを加えることでネイティブの発音に近づくことができるのか、次の章で見ていくことにする。



(3)NNS : non native speakerの略。ある言語の母語話者ではないことを示す。
(4)NS  : native speakerの略。ある言語の母語話者であることを示す。


以上、英語発音指導が英語学習者に与える影響、第二回目の投稿でした。

praatという音声分析ソフトウェアを使ってみよう

こんにちは。
みなさんはpraatという音声分析ソフトを知っていますか?

このツールは、簡単に説明すると、人間の音声をデータ化し、波形とスペクトログラフと呼ばれるもので視覚化することができるソフトウェアです。

ポールとデイビッドが開発者のようです。
ソフト自体は以下のサイトからダウンロードすることができます。

プラート:http://www.fon.hum.uva.nl/praat/

フォネティクス(Phonetics)をコンピューター上で分析するのにうってつけのオープンソフトです。

学生時代に言語音声学を学んでいた当時は、このソフトウェアを使用して卒業論文を書きました。
とても面白い学問だったので、もっと勉強したいです。

praatのインターフェースは、だいたいこんな感じです。

praatを使用した分析

このように、僕の場合は英語と日本語の音声をpraatを使用して分析しました。

音声のみならず、音楽ファイルも開いて波形とスペクトログラフで表示することができます。
その作業をどんな目的で行うかはわかりませんが。

最近まったくこのpraatに触れていなかったので、少し操作方法が曖昧になっています。
ヘルプがあるのですが、全て英語表記なので英語に自身の無い方には少し難ありかもしれません。
時間があればヘルプの日本語訳でもしてみようかと思うのですが、なかなか...。

波形やスペクトログラフの見方などもおぼろげです。
以前使用していた教科書を使って学び直してみようかなあ。

2014年2月9日日曜日

英語発音指導が英語学習者に与える影響

こんにちは。
今回は、大学時代に僕が書いた卒業論文をブログに載せようと思います。

何回かに分けて掲載することを予定しています。

僕は大学生の頃、言語学を専攻していました。
その中で、音声言語学を指導教員のもとで学びました。

時間が許せば、もっと掘り下げて学びたいと思える学問だと感じました。

せっかく論文を書いたので、そのままデータ化しておくのもなんだかな、と思い、今回ブログに載せようと考えました。

目にした人に何らかの役に立てば幸いです。
第一回目は、論文の第一章「はじめに」を掲載しようと思います。




1.はじめに
1.1 目的

人によって差はあるものの、日本人の話す英語がなんとなくぎこちなく感じるのはなぜだろうか。その原因にはイントネーションや核配置などがあるが、英語母語話者と日本人英語学習者を比較してみるとどのような違いがあるのか。また、日本の中学生は将来に対する英語の重要性を感じながらも、英語に対する苦手意識を持つ生徒は多い。なぜこれほど英語に苦手意識を持つ生徒は多いのだろうか。もしその苦手意識が喋ることに因るものだとすれば、どのような指導をすれば効果があるのだろうか。この論文では日本語と英語の音声面に焦点を当て、発音に指導を与えることで日本人母語話者の英語は向上するのかを明らかにすることを意図する。


英語音声学を学ぶにつれ、英語には発音上様々な要素や現象があることを知った。また、中学校から英語を学んでいくうちに、英語母語話者同士の会話や英語リスニング教材を聞いていると通常の速度で話される英語には聞き取るのが難しいフレーズがあることに気付いた。単語を聞きとるときにその単語ひとつで発音されるときには聞きとれても、文レベルでの会話になると聞き取ることが難しくなってしまうのはどうしてなのか。この「聞き取ることが困難」なことは、発話をする以前に英語を苦手と感じてしまう要因になってはいないだろうか。また、もちろんとても上手く発音することができる日本人もいるけれど、発話に関して日本人英語学習者の発話はネイティブのようには聞こえないのはなぜなのだろう。その原因は一つに限らず、イントネーションや核配置などいつくかの原因が考えられる。ここではそれらの一部である「同化と脱落」に限って見ていくことにする。英語発話という生産的な側面に焦点をあて、発音に関する明示的指導が発音に与える影響を調査することにする。


1.2 手法
日本語母語話者に対する発音指導の効果を分析する。諸効果を検証するために、英語母語話者の音声と、日本人英語学習者の音声を比較検討する。ここでモデルとする英語母語話者の音声データは、ESL Podcast(1)の音声データを使用する。日本人英語学習者の音声データは、ボイスレコーダーで録音したものを使用する。比較する際には音声分析ソフトウェアである「praat」を用い、聴覚・視覚的分析を試みる。


1.3 手順
 連続した会話で現れる英語の特徴的な現象をまとめる。ここで扱う現象は脱落と同化である。指導の効果を見るために被験者に協力してもらい、英語の発話をボイスレコーダーに録音する。その際に採取した音声データを音声分析ソフトpraatにかけ、日本人英語学習者と英語母語話者の発話の視覚的分析を試みる。指導を与えることで指導した内容が発話に影響するのかを見る。また、教授した内容を別の文に適用することができるのかを確認していく。なるべく純粋な日本人に協力をお願いすることを意図し、高円宮杯全日本中学校英語弁論大会で設けられている参加者基準を参考にし、被験者対象外枠を設けた。

<被験者対象外>
(a)主に英語を使用する国・地域、英語圏で生まれ、満五歳を過ぎるまで英語圏で生活した者。
(b)満五歳の誕生日以後に、通算一年以上または継続して六カ月以上、英語圏に居住した者。
(c)祖母・祖父母のいずれかが、英語圏の国籍を持ち(帰化された方を含む)、日本における居住期間がおおむね三十年未満である者。
(d)海外での居住地が英語圏以外の国であっても、六か月以上、現地のインターナショナル・スクールやアメリカン・スクールに在籍した者。



(1) ESL Podcastとはインターネット上で配信されているダウンロードファイルで、週に2~3回程度の音声配信を行っている。



praatなど、おそらく音声学に親しみのないかたには聞き慣れない単語もちらほら見受けられたかと思いますので、次回は、本論文の第二章に入る前に、praatの使い方を書こうと思います。

2014年1月13日月曜日

喫煙者がもう少しで10億人に達しそうです

こんにちは。
今日もBBCニュースから。



タバコの人気は以前より無くなっているものの、世界的な人口増加が起因してか、喫煙者自体は増えているとのことです。
記事によると、187カ国からのデータに基づく追跡調査で、2012には9億6千700万人の喫煙者がいたそうです。
結構多いですね。

今後50年間で地球上の人口は2倍になると予想されており、タバコを嗜好する人口も増えるということです。

バングラデッシュや中国などの発展国での増加が特に顕著のようです。

そこで、タバコの効能や害悪を思い当たる点あげてみました。

メリット
・適度に休憩を入れることができ、気分転換になる。
・その際、喫煙所でタバコミュニケーションが生まれる。
・ニコチンや、その他含有物によって、覚醒作用?を得ることが出来る。
・なんだか、かっこ良い。映画の俳優やヒロインが吸っているのを見て吸いたくなる。

デメリット
・とにかく体に悪い。
・親戚や家族に煙たがれる。もしくは吸わないほうが良いと注意される。
・癌のリスクが高まる。
・飛行機に乗る時、ライターを出すのが面倒である。


僕が思い当たる点をあげてみました。
ほんと、僕の知ってる人には喫煙者のデキる人が多いです。